ネットワークカメラの活用
フォーマーで生産された製品は、搬送途中で引っかかったり、何らかの理由でコンベア上に残ってしまうことがあります。そんなとき、人が目視で残品がないかを確認しますが、ステップ台を上り下りして何度も移動しなければならず、時間ロスが発生する作業となっています。
ネットワークカメラを増設すれば、コンベア上の画像をタッチパネルに表示させることができます。フォーマー既設のタッチパネルを利用するので、カメラを追加するだけで別途映像機器を追加する必要はありません。
コンベアラインに残留した製品の確認に限らず、機械ステップ台下や高所など、オペレーターにとって確認作業の負担が大きい場所にカメラを設置すれば、時間短縮と安全を図ることができます。特に移動距離の長い大型機になるほど効果を発揮します。
また、同じネットワーク上なら事務所など離れた場所からでもカメラ画像を確認することができます。

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